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中国のどうでもいい話

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危険炭鉱 採掘命懸け(産経新聞04/15)

中国・河北省 荒野に発破とロバ
http://www.sankei.co.jp/news/060415/morning/15int001.htm

事故続出…「安全」置き去り

 地下に向け斜めに掘っただけの粗末な坑道。その近くに、炭鉱作業員の簡素な住宅があり、石炭を運ぶロバがつながれている-。年間六千人前後の死者を出す中国の炭鉱。当局は安全対策の強化を呼びかけているが、現場はそんな“お触れ”などお構いなしで、危険な状況下で原始的な採掘を続けている。危険炭鉱の現状を、河北省の現場で探ってみた。(河北省蔚県 福島香織)

 北京から西方へ車で約四時間。山西省境に近い河北省蔚県は、違法炭鉱や中小規模の炭鉱が集中する地域の一つ。車道からも、黄色の荒野にもりあがる黒い石炭の山が、いくつも見える。

 そのうちの一つに立ち寄った。中国の国旗、五星紅旗がはためいているのは「当局の許可を得ている」ことをアピールするためらしいが、その真偽を確かめるすべはない。

 坑道に下りることは許可されなかったが、作業については関係者に説明を聞くことができた。坑道を約三十分かけて徒歩で下りてゆくと、地下二百メートルの採掘現場に到着。まずダイナマイト工が石炭層にドリルで深さ二メートルくらいの細長い穴をあける。そこに数本のダイナマイトをつめ、長く延ばした導火線で離れたところから発破。そのあと、荷車を引くロバを入れ、シャベルで荷車に石炭を積んで運びだす。

 二十人の作業員がおり、八時間労働の三交代制で、二十四時間で百トンから百五十トンを生産。命が危険にさらされるダイナマイト工の月給は平均四千-五千元(一元は約十五円)で、北京の大卒サラリーマン程度の収入だ。

 採掘現場にはビデオカメラが設置され、一応、地上の事務所から現場の様子が監視できるが、ガス濃度警報装置などの安全設備は見かけなかった。関係者は「当局の許可を得ている」と主張するが、安全基準からみれば明らかに違法炭鉱だ。

 当局の統計によれば、昨年の中国の炭鉱事故死亡者数は五千九百八十六人。当局はこういった状況を改善しようと、昨年から二万以上といわれる小規模・違法炭鉱の整理にとりかかり、今年三月三十一日までに、五千五百三十五カ所を閉鎖した。

 しかし、一方で千二百九十三カ所の炭鉱が新たにできた。改善命令が出た炭鉱は千七百七十五カ所だが、改善直後に大爆発事故を起こした炭鉱も今年に入って少なくとも四カ所あり、「改善」が建前で終わっていることもうかがえる。「違法炭鉱はいったん閉鎖されても、消し炭がまた燃えるようによみがえる」と国家安全生産監督管理総局も頭を抱える(十日付中国経済時報紙)。

 違法炭鉱が乱立する背景には、ここ数年続いた電力不足による石炭価格の急上昇がある。掘ればもうかるという状況で、わいろで地元政府を抱き込み、金で事故の遺族の口封じが行えた。

 しかし、炭鉱への過剰投資で昨年末から炭鉱景気は頭打ち。山西省のある炭鉱経営者は「二人死亡の事故で(隠蔽(いんぺい)などに)二百万元かかり割に合わなくなってきた。今が潮時だ。もうやめる」とも言うが、事情通は「炭鉱というのは特別な世界。一度地下に入ったら、日のあたる場所では働けない。必ず戻ってくるさ」と指摘する。当局と違法炭鉱のイタチごっこはまだまだ続きそうだ。

 >坑道に下りることは許可されなかったが
 こういう無茶をやってこそ香織ちゃん。


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